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施工事例
ウレタン防水が全面剥離|既存シリコーン系材料と下地処理の重要性

補修材を剥がして、初めて見えたもの。
今回の屋上では、過去に施工されたシーリング材や補修材が広範囲に残っており、既存のウレタン塗膜防水に広範囲の剥離・付着不良が確認されました。
この状態で上から新しい防水材を施工しても、既存塗膜が下地から剥離すれば、新しく施工した防水層まで一緒に剥がれてしまう可能性があります。


防水材は「塗れば付く」わけではありません。
ウレタン塗膜防水は、防水材そのものの性能だけでなく、下地との接着状態が非常に重要です。下地に付着を阻害する要因が残っている場合、適切な防水材を使用していても、防水層が十分に接着しないことがあります。
今回の現場では、既存のシリコーン系材料が施工されていた箇所で、ウレタン塗膜防水の著しい付着不良・剥離が確認されました。
この剥離は、当初から予定していた工程ではなく、施工を進める中で発覚したものでした。
予定外の状況ではありましたが、付着不良を確認した以上、そのまま見過ごして次の工程へ進むことはできません。
完成すれば見えなくなる部分だからこそ、妥協しない。
防水の専門業者として必要な処置を行い、下地から改めて防水層を構築することにしました。


見えなくなる工程ほど、重要です。
防水工事が完成すれば、下地処理や既存防水層の状態はほとんど見えなくなります。しかし、新しい防水層を長く機能させるためには、その「見えなくなる部分」が非常に重要です。
今回も、剥離した既存塗膜を残したまま仕上げるのではなく、必要な範囲を撤去し、新しい防水層を施工できる下地をつくることを優先しました。
シリコーン系材料そのものが悪いわけではありません。重要なのは、既存材料と新しく施工する防水材との適合性を確認し、必要な下地処理を行うことです。
「何を塗るか」の前に、「何の上に塗るか」。
防水工事では、使用する材料や工法だけでなく、それを施工する下地の状態が重要です。
株式会社KANAMEでは、施工中に当初想定していなかった不具合が判明した場合でも、そのまま次の工程へ進むのではなく、状態を確認し、必要な処置を検討します。
完成後には見えなくなる部分まで責任を持つ。
それが、防水専門業者として大切にしている施工品質です。


屋上防水・雨漏りでお困りの方へ
防水層の剥離や雨漏りには、さまざまな原因があります。表面だけでは判断できないケースも少なくありません。
株式会社KANAMEでは、既存防水層・下地・劣化状況・排水・各部の納まりを確認したうえで、建物の状態に適した改修方法をご提案します。
静岡県富士市を中心に、防水工事・雨漏り調査のご相談を承っております。
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